頭頸部 鼻・顔面・のど等 耳鼻科領域
鼻腔がん
陽子線治療の主な適応
外科的切除が困難な場合か、あるいは手術を希望されない場合。
治療方法
2016年4月以降、統一プロトコルに従い1日1回 週5回治療を行います。
必要に応じて、動注化学療法・全身抗がん剤を併用することがあります。
治療成績
当院においては、上顎洞を除く鼻・副鼻腔癌の27例(扁平上皮癌17例・非扁平上皮癌10例)の2年生存率は78.6% 2年局所制御率は66.3%でした。
主な副作用
治療中:照射部分の皮膚炎・鼻腔内の炎症、鼻血
治療後:視力低下
※上記以外にも、予期せぬ副作用を生じる事があります。
※副作用の発症は、病気の場所によって異なります。
症例
60代 男性 右鼻腔癌 扁平上皮癌
全身抗がん剤と陽子線治療を行いました。
治療前PET/CT

陽子線治療計画

治療完了後1年PET/CT
