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症例と治療成績
症例紹介

頭頸部 鼻・顔面・のど等 耳鼻科領域
上顎洞がん

陽子線治療の主な適応

外科的切除が困難な場合か、もしくは手術を希望されない場合。

治療方法

2016年4月以降、統一プロトコルに従い1日1回 週5回治療を行います。
必要に応じて、動注化学療法を併用することがあります。
リンパ節転移が多い場合はX線治療をおすすめすることがあります。

治療成績

当院における、動注化学療法併用で行った上顎洞癌26例(内、扁平上皮癌15例)の3年生存率は58.7% 3年局所制御率は71.5%でした。
そのうち3例で視力障害を認めました。

主な副作用

治療中:照射部分の皮膚炎・眼の炎症
治療後:視力低下
※上記以外にも、予期せぬ副作用を生じる事があります。
※副作用の発症は、病気の場所によって異なります。

症例

60代 男性 左上顎洞癌 扁平上皮癌
動注化学療法を併用しました。

治療前PET/CTとMRI
治療前PET/CTとMRI
陽子線治療計画
陽子線治療計画
治療完了後2年PET/CTとMRI
治療完了後2年PET/CTとMRI