転移性腫瘍
転移性肝腫瘍
陽子線治療の主な適応
外科的切除が困難な場合か、あるいは手術を希望されない場合。
他部位がん(原発がん)からの少数転移(3個以下)の場合 (※例外もあります)
治療方法
2016年4月以降、統一プロトコルに従い1日1回 週5回治療を行います。
必要に応じて、抗がん剤を併用する事があります。
治療成績
当センターで治療した肝転移58症例の内2年局所制御率は71.2%でした。
主な副作用
治療中:照射部分の皮膚炎・消化管潰瘍・肝臓炎
治療後:消化管出血・肝機能の低下・肋骨骨折(骨が弱くなる)
※上記以外にも、予期せぬ副作用を生じる事があります。
※副作用の発症は、病気の場所によって異なります。
症例
60歳代 女性 直腸癌 単発肝転移
治療前PET/CT

線量分布

治療後52ヵ月PET/CT
